花粉症に関する調査 花粉症対策は実は8週間前から始めなければならない!改善のポイントは1日2本の"バナナ"!? 花粉症対策を始めるのは「症状がでてから」で「マスク」や「薬」など即席対応ばかり 実に8割強の人が花粉症によって仕事を妨げられていることが判明 バナナ"は花粉症の自覚症状抑制に効果があるという研究結果 12月から始めるインナー対策、気軽に手に入る"バナナ"を食べて花粉症対策を
いつの時代も悩んでいる人が非常に多いのが「花粉症」。鼻水や目の炎症、集中力の低下など様々な症状を引き起こし、多くの人々を苦しめる原因となっています。とりわけ女性は、鼻水が出すぎることによって鼻をかむ頻度が増え、結果として鼻が赤くなったり、化粧が落ちたりすることもよくあります。見た目という意味でも、体調やメンタルに与える影響という意味でも、花粉症は女性にとって天敵。そんな花粉症について、日本バナナ輸入組合は、バナナとも縁が深い食生活と花粉症の関係について、20代~40代の花粉症に悩む女性500人を対象にアンケート調査を実施しました。
この調査を通じて明らかになったのは、多くの女性が花粉症による鼻水や睡眠障害や集中力の低下に悩んではいるものの、そのための解決策を、症状が起きてからとりはじめ、しかもマスクをつけたり薬を飲んだりと、簡単に行えるものばかりを選んでしまっているということです。一方で日常的に食生活から花粉症を改善しようと試みている人は約2割存在し、もっとも人気の食べ物はヨーグルトでした。こういった女性が本当に食べるべきものは何なのかお伝えします。
<調査結果サマリー>
・花粉症、特に辛いのは「鼻水」。他には「集中できない」「副作用で眠くなる」など。
中には「くしゃみ・かゆみで眠れない」という人も
・花粉症、仕事に影響が出てしまう人が8割を超える。
「頭がぼーっとして何もしたくなくなる」「夜中、息ができなくて飛び起きた」などの辛すぎるエピソードも!
・花粉症対策は症状が出てからとりあえずマスクをするという人や、薬を服用する人ばかり
日常的な対策を行えていない人が多数
・花粉症対策として人気の食べ物は圧倒的にヨーグルト。しかし大半の人がその効果を実感できず。
改善のポイントはバナナにあり。
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2014年11月10日~11月14日
【調査対象】全国の20歳~49歳までの花粉症に悩んでいる女性500名
調査結果
■花粉症、特に辛いのは「鼻水」。他には「集中できない」「副作用で眠くなる」など。中には「くしゃみ・かゆみで眠れない」という人も。
自分の症状はどの程度だと自覚していますか?花粉症の人は、どの程度、自分の花粉症に悩んでいるのでしょうか。最多は「中度」で54.2%。半数以上の人が、それなりに花粉症には悩まされているようです。また「重度」の悩みを抱えている人も9.0%おり、非常に辛い花粉症の症状に悩まされている人もいるという実態が明らかになりました。
多くの人が悩まされているということが明らかになった花粉症ですが、具体的にどのようなことに悩まされているのでしょうか。最多は、「鼻水が垂れる」で52.8%。花粉症=鼻水というイメージがありますが、そのイメージ通り、多くの人が悩まされているということが明らかになりました。続いて多かったのが「くしゃみ・かゆみで眠れない」で18.2%。中には症状が辛すぎて眠れない人もいるということがわかりました。3番目には「ものごとに集中できない」が16%で続きました。鼻がむずむずしたり、目がかゆくなったりすることもあるので、仕事や作業をする上での障害と感じている人もいるようです。
■花粉症、仕事に影響が出てしまう人が8割を超える。「頭がぼーっとして何もしたくなくなる」「夜中、息ができなくて飛び起きた」などの辛すぎるエピソードも!
花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしていますか?辛い症状が出てしまっている人の多い花粉症ですが、仕事に影響を与えてしまうこともあるのでしょうか。「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしていますか?」と聞いたところ、「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答した人の合計は80%を超えました。ほとんどの人にとって、花粉症が仕事に影響を及ぼしてしまっている、ということになります。更に、実際にどういった影響が出ているのかを聞いてみたところ、
・鼻ばかりかんでいて何も進まない。頭がぼーっとして何もしたくなくなる。
・薬を飲むと眠くなる
・接客業なので、くしゃみ鼻水等NG.
・鼻水が酷いと微熱が出ることがあり、身体が少しだるく感じて家事等の効率は落ちていると思う。
・集中力が下がる
・鼻をかんだり目薬をさしたりするから
・集中できないので判断が鈍る
といった意見があがりました。鼻水をかむために作業に集中できなかったり、発熱してしまったり、集中力が落ちたりと、花粉症には様々な辛さがあることを再認識させられる結果となりました。
また「花粉症で困ったエピソードはありますか?」とより具体的に質問をしてみたところ、次のような回答が得られました。
・薬を忘れ、鼻水が止まらず、そんな時に車の運転をしなくてはならず、仕方なくティッシュで鼻栓をしてマスクで隠して運転した
・おしゃれできない
・鼻の下が真っ赤になっていて困った
・仕事前に鼻炎の薬を飲んだところのどが非常にカラカラになり、休憩に入るまで水分補給ができなかったこと
・花粉症になりたての頃、知らずに外に布団を干してしまい、夜苦しくて眠れなかった
・歯がうずいて歯科に行ったら花粉のせいだった。治らない。
・鼻水を何回も拭くので、その周りの化粧がはげて醜い
・夜中、息ができなくて飛び起きたことがある。
・外で服や布団を干せない
「飛び起きた」「のどがカラカラになった」「おしゃれできない」など、様々な方面で花粉症の辛さが感じられる結果となりました。
■花粉症対策は症状が出てからとりあえずマスクをするという人や、薬を服用する人ばかり。日常的な対策を行えていない人が多数
花粉症対策で行っていることはなんですか?花粉症への対策で行っていることを質問したところ、もっとも多くの票が集まったのは「マスクをする」で81.4%。「そもそも花粉を遮断しよう」という思いが強いということが見て取れます。また、値段が手ごろな割に効果がありそうな点も評価が高そうです。続いて多かったのは「薬を服用する」で59.4%。即効性を期待してなのか、わかりやすく効果を期待してなのか、薬を服用する人も多いようです。以降は「うがいをする」「点鼻薬を注す」がそれぞれ34.8%、31.8%で続きました。うがいを除いて、花粉症対策のためにプラスアルファのアクションをわざわざとっている人が多いという実態が明らかになりました。辛い花粉症、人々はその対策に必死のようです。
また、辛い症状に悩まされている人が多いという花粉症ですが、花粉症の対策は、一体どのタイミングから行う人が多いのでしょうか。予防ということで早目に対策をとる人が多いのか、自覚症状が出てからなのか、症状が重度になってからなのかを調べるべく、「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしていますか?」という質問をしました。結果、最も多かったのは「自覚症状が出てから」で、62.2%。花粉症の症状に苦しんでいる人が多いものの、多くの人が日頃からの予防は行っておらず、辛いな、と思い始めてから対策を行っているという実態が明らかになりました。
■花粉症対策として人気の食べ物は圧倒的にヨーグルト。しかし大半の人がその効果を実感できず
普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べていますか?続いて「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べていますか?」と聞いたところ、「はい」と回答したのは18.8%でした。花粉症への対策を日頃から行えている人は少ないという結果が出ましたが、食事については、約2割の人が意識的によいものをとりいれようとしている人がいるということが見て取れます。
更にどういったものを花粉症対策として食べているか質問したところ、実に94.7%もの人が、「ヨーグルト」と回答。「花粉症対策と言えばヨーグルト」と考えている人が、非常に多いという結果となりました。その後は「お茶」が41.5%、「トマト」が21.3%と続きました。
「ヨーグルト」や「お茶」が花粉症に効く飲食物として摂取している人が多いということが明らかになりましたが、その効果については、どう感じているのでしょうか。結果は(摂取した結果)「とくに変化はない」と感じている人が64.9%と半数を超えました。よく聞く噂からとりあえずヨーグルトを食べている人が多いようですが、大半の人がその効果を実感していない結果となりました。