バナナ・果物消費動向調査

本年で9回目の調査となる『バナナ・果物消費動向調査』では、今回は、バナナの食用実態や購入実態の把握を目的とするとともに、バナナの栄養素や効果・効能、熟度、さらにはバナナの若返りへの効用に対する一般消費者の認知度についても調べました。

今回の調査結果では、バナナの効果・効能について、「免疫力を高める」「豊富な食物繊維により消化を助ける」などは認知されているものの、「若返りに効果がある」を知らなかった人は77％と半数以上であり、現時点ではほとんど未浸透でした。

「バナナ」…約66％、「りんご」…約49％、「みかん」…約39％、「いちご」…約22％
バナナは回答者の7割近くがよく食べる果物として挙げており、9年連続、よく食べる果物の1位です。

「手頃な値段だから」が約64％でトップ。次いで、「健康によい」（約53％）、「おいしいから」（約49％）などが上位に挙げられています。
「健康によい」、「栄養が優れているから」は、全般にバナナを食べる頻度が多くなるほど、増える傾向がみられます。

「免疫力を高める」「豊富な食物繊維により消化を助ける」「糖質の吸収が早く、朝食や運動時に適している」「抗酸化作用により体内の活性酸素を取り除く」などがいずれも約2割～3割台で、上位に挙がっています。

バナナの若返り効果については、「よく知っている」約2％、「聞いたことがある」約21％を合計しても、認知率は約23％にとどまります。
但し、この効果を知ったことにより、バナナの購入・意向者（今よりかなり＋やや増える・増えた）割合は、計54％と過半数に及んでいます。