美容に関する調査結果ご報告
「バナナの日」記念 美肌に関する調査
女性の73%が自分の肌に満足していないものの肌ケアは「保湿」や「睡眠」など一般的なものどまり!
女性の肌の悩みのうち、シミ・毛穴・肌荒れの対策にうってつけなのはバナナだった!
8月7日は、日本バナナ輸入組合が定める“バナナの日”です。健康によいバナナを食べて、暑い夏を元気に乗り切ってもらいたい、という意図で制定しました。日本バナナ輸入組合はバナナの日に合わせて、バナナとも縁が深い『美容・若返り』について、20代~40代の女性500人を対象にアンケート調査を実施しました。
その調査を通じて明らかになったのは、多くの女性が自分の肌の現状に満足していないものの、行っているケアは保湿や睡眠時間の確保くらいのもので、美容を意識した食生活を行えていない人がほとんどだという結果。そして「これ以上お金を美容にかけられないものの、もっと美しくなりたい」とは思っている、女性のジレンマも浮き彫りになりました。
<調査結果サマリー>
・自分の肌に満足していない人が73%。しかしケアは「保湿」や「睡眠」など一般的なものどまり
・多くの女性が抱える肌の悩みシミや毛穴、肌荒れ。解決の鍵は、バナナにアリ!?
・美容関連の出費、8割近くの女性が「抑えたい」と考えている
・インナービューティー、「興味ある」人が7割以上も実践に踏み切れていない人が多数
など
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2014年7月11日~7月17日
【調査対象】全国の20歳~49歳までの女性500名
自分の肌に満足していない人が73%。しかしケアは「保湿」や「睡眠」など一般的なものどまり
昨今、美容関連のさまざまな機器や技術が開発されたり、美容成分が発見されていますが、女性のお肌の悩みは解決されつつあるのでしょうか。現状を調査するため「今の肌の状態に満足していますか?」と聞いたところ、最多は「少し不満」で30.2%でした。「とても不満」と回答した人も19.8%、「どちらともいえない」と回答した人が23%。合わせて約73%の人が、自分のお肌に満足していないという実態が明らかになりました。
肌の状態に満足していないということは、ケアが必要だということ。ところが日々、どういうケアを行っているかを聞いてみたところ、「保湿」が65.4%で1位、睡眠が52.0%で2位でした。3位は20%近く開いて31.6%で「食生活に気をつける」。半数以上がケアを行うことができているのは「保湿」や「睡眠」どまりで、多くの人が食生活や半身浴といった日常的に行えるケアや、サプリメントの摂取やエステなど、+αのケアについては行えていないという結果が出ました。
多くの女性が抱える肌の悩み。解決の鍵は、バナナにアリ!?
肌に満足していない人が多いという結果が明らかになりましたが、女性はどういった不満を抱えているのでしょうか。不満の内容を質問したところ、最多は「シミ」で60.5%。「毛穴」が59.5%と僅差で続き、次いで「化粧崩れ」「肌のテカリ」(どちらも36.7%)という結果が出ました。
こういった女性が抱えているお肌の悩みのうち、シミと毛穴と肌荒れに効果があるという研究結果が出ているのが「バナナ』です。2013年に日本バナナ輸入組合が行った検査では、1日2本のバナナを4週間摂取した結果、肌の「水分値」「油分値」「弾力」改善をサポートする可能性が示唆されました。
広尾皮フ科クリニック院長・医学博士 和泉達也先生のお話によると、『「水分」や「油分」は、主に表皮だと細胞そのものの中や細胞のまわりにあります。角質にもあって、これが不足するとささくれ立ったりします。外からの環境変化に対する抵抗力が弱くなり、肌荒れが起こりやすくなるのです。適度に「水分」と「油分」があることは肌の基本です。一方、肌の「弾力」が上がるとハリがあってしなやかになります。顔の肌は「弾力」がないと、それが積み重なってシワになってしまいます。』
『「水分」「油分」のバランスがよいと「キメが細かく」なり「肌が透き通った状態」になるのです。「肌がひきしまっている」というのも「弾力」がアップした影響と考えられます。ちなみに、女性の肌の悩みでシミ、シワに次いで多いのが毛穴の開きです。鼻やその周囲のほほなどでこの悩みを訴える人が多くいます。年齢が上がると皮膚の下の脂肪組織が下に引っ張られて毛穴が開いてきます。この時、肌の「弾力」が強いと毛穴が開きにくくなるのです。』と専門家の目から見ても、バナナは多くの女性が抱える肌の悩みを解決してくれる可能性を秘めた食べ物と言えます。
「バナナがシミや毛穴、肌荒れに働く」ということの認知度が上がってきているためか、「肌に良いと思って食べているものは次のうちどれですか?」という質問の回答は、ヨーグルト(64.8%)・豆乳(29.6%)に続いてバナナ(25.2%)という結果になり、フルーツの中ではトップになりました。
美容関連の出費、8割近くが抑えたいと考えているも、安価で栄養価が豊富なフルーツは「気が向いたら食べる程度」「あまり食べない」人ばかり
化粧品やケアグッズなど、どうしても美容周りの出費はかさみがち。美容について、今かけている以上にさらにお金をかけられるかどうかを調べるべく、「美容にかかる出費についてどう思いますか?」と聞いたところ、実に43%もの人が「できれば出費を抑えたい」と回答しました。「出費を抑えたい」「かなり出費を抑えたい」という人もそれぞれ18.4%・18%もおり、合わせて8割近い人が美容関連の出費を抑えたいと考えているという実態が明らかになりました。
出費を抑えたいという願望がある一方で、栄養価が豊富かつ安価なものが多いフルーツの摂取状況についても質問しました。結果、最多は「気が向いたら食べる程度」で33.6%。ついで「あまり食べない」(20%)という結果になりました。出費を抑え、かつ手ごろに始められる美容習慣として、肌の「水分値」「油分値」「弾力」が改善される可能性が示唆されている、バナナを毎日食すことから始めることを松生クリニック院長・医学博士 松生恒夫先生は推奨しています。
『毎日、適切な食事をとることはとても重要です。特に、自然の食べ物でよくなったということに意味があります。「美味しく食べてキレイになる」ということが理想的だからです。バナナは、子供のときからみんなが食べるフルーツです。栄養価が高く、しかも、季節に限定されることなく、1年中手に入り気軽に食べることができる点も大きなポイントです。そうでないと、いくらよいことでも毎日実践するのは難しいですからね。』
インナービューティー、「興味ある」人が7割以上も実践に踏み切れていない人が多数!理由は「知識がない」「お金がかかる」
インナービューティーに興味を持っている人が多いとわかった一方で、実践しているかどうかを聞いてみました。その結果、「(実践)している」と回答した人が23.2%、「(実践)していない」と回答した人が76.8%。興味は持っているものの、実践するには至っていないという実状が明らかになりました。実践していない人に、理由を聞いてみたところ、最多は「知識がない」で67%。単語としての認知度はあがっているものの、実際どうしたらいいかはわからない、という人が多いようです。続いて「お金がかかる」が41.5%で続きました。現状の美容についてでさえ、出費を抑えたいという人が大半だったので、+αでお金がかかりそうな新しいことには手を出しにくいようです。
インナービューティーを実践している人はどういうことを行っているかを聞いてみたところ、「いいフルーツを食べる」「ブルーベリーとバナナヨーグルトのスムージーをほぼ毎日飲む」「コラーゲンや酵素を飲んでいる」「サプリメント」といった何かを摂取するという回答や、「ジムに通う」「ウォーキング」「ヨガ」といった運動をするという回答が得られました。
インナービューティーにうってつけな食べ物でもあるのが、実はバナナ。その理由は“美容ビタミン3兄弟” と呼ばれるビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6をバナナは、他の主な果物と比べて多く含まれ、バランスよく同時に摂れるからです。
ビタミンB群の中でも、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、ビタミンB6は、“美容ビタミン”と呼ばれ、体内の脂質や糖質、たんぱく質などのエネルギー代謝に欠かせません。エネルギー代謝が順調に行われなくなると、皮脂のコントロールもうまくいかず吹き出物ができたり、たんぱく質でつくられる皮膚の合成に影響が出たりすることが懸念されます。また、“美容ビタミン3兄弟”が不足すると、皮膚炎が起きやすく肌荒れにつながります。