抗酸化作用

活性酸素を抑えるバナナの抗酸化力

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バナナにはβ-カロテンをはじめ、ビタミンA、ケルセチン、β‐クリプトキサンチン、ミリセチン、ビタミンC、リコペン、ビタミンE、ポリフェノール類など、体内の過剰な活性酸素の害を抑える抗酸化成分が含まれています。

活性酸素は本来、体内に侵入してきたウイルスや細菌から身を守るためにつくられる成分ですが、必要以上につくりだされると、体内の正常な細胞までも攻撃してしまいます。また、活性酸素は有害な過酸化脂質の生成を促し、動脈硬化、高血圧、悪性腫瘍、糖尿病などの生活習慣病や老化促進の原因になると考えられています。

また、β-クリプトキサンチンやゼアキサンチン、β-カロテン、ポリフェノール類であるケンフェロールやシアニジン-3-グルコサイドなどには血液内に悪玉コレステロールが溜まるのを防ぎ、血流を改善する働きがあります。

抗酸化力ピラミッド

バナナは身近にある食品の中で最も抗酸化力が高い食品であることが分かりました。

研究は食品が活性酸素を消去する時に発生するエネルギーの大きさを光の強弱で測定したもので、抗酸化力が大きいほど強く発光します。

研究の結果、バナナが最も強く光ることが明らかになりました。

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XYZ計微弱発行における加熱抽出駅Y種の比較(東北大学 大久保一良教授らの研究より)